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金輪際のエレジー / 劇団レコード feat. 浅葉 リオ ジリジリと迫る 最後の瞬間 空耳じゃないの このエレジー 醒め切った言葉 ただならぬ痛み 心の奥まで沁みて来る ふらり手の鳴る方へ 移り気なその背中 あの頃の微笑みが憎いくらい ああ全て此処で消し去って かりそめの愛なんて あなたと見る野暮な明日さえ 金輪際、サヨウナラ Long Version ジリジリと迫る 最後の瞬間 空耳じゃないの このエレジー 醒め切った言葉 ただならぬ痛み 心の奥まで沁みて来る ふらり手の鳴る方へ 移り気なその背中 あの頃の微笑みが憎いくらい ああ全て此処で消し去って かりそめの愛なんて あなたと見る野暮な明日さえ 金輪際、サヨウナラ ジタバタする気は 更々ないのに 体を渦巻くメランコリー ひとしきり泣いて 夜風も過ぎれば 大した悲劇じゃないはずよ 合わせ鏡の中で 後ろ髪ひく記憶 本当はもう少しそばに居たい その手で夢を眠らせて 愛なんてミステリー 嘘に濡れた目眩く心地 金輪際、要らないわ 何食わぬ顔して歩き出しましょう 変わり身の良さは女のモノなの ああ全て此処で消し去って かりそめの愛なんて あなたと見る野暮な明日さえ 金輪際、サヨウナラ
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痛み分け サポートカード コストなし 自分フィールド上のキャラクターカードに合計して2のダメージを割り振って与える。 その後、相手キャラクター全体に1ダメージ。 相手フィールド全体に効果ダメージを与えるカード。 自分フィールドへの2打点割り振りは発動処理。 自分キャラクターが存在しない時や、自分キャラクターのHP合計が1しかない場合は発動すら出来ない。 貴重な全体1打点ではあるのだが、自分へのデメリットも大きく扱いづらい場面が目立つ。 盤面を制圧して戦うタイプのデッキならば、ノードコストは嵩むが弧状の稲妻の方が優位に働く場面の方が多い。 全体1ダメージを与えるカードはほとんどが詠唱付きマジックであったりスペルカードなのでサポートでしかもノーコストで賄えるメリットは大きい。 巴マミや古明地 こいしのような効果ダメージ無効のキャラクターが存在すると一方的にアドバンテージを得られる。 また流星の乙女 セラのようなダメージを受ける事がメリットになるキャラクターとの相性は抜群。
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登録日:2012/02/24(金) 01 42 23 更新日:2023/06/03 Sat 20 03 27NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 グラン サンダー フレイム ボンバーマン ボンバーマンジェッターズ ボンバー四天王 マーメイド ムジョーの子供達 四天王 ボンバー四天王とは、ボンバーマンジェッターズに登場する4人のボンバーマンのこと。 ここでは、アニメ版ジェッターズに登場する四天王について記す。 初登場は13話。 度重なる失敗でバグラーからクビを宣告され、キャラボン星にてキャラボンに追い詰められたムジョーが、あらゆる生物、物体のボンバーマンを造り出す合体ボンバーマン製造マシーンを強力な力を持つキャラボンに対し使用することで誕生した。 共通の特徴としてそれぞれ得意な属性を持ち、自身の属性に合わせたバトルフィールドを出現させることができる。 そして生みの親であるムジョーに対し絶対の忠誠を誓い、父のように慕っている。 ムジョーも彼らのことを我が子のように可愛がっている。 「俺様はフレイムボンバー、一緒に火遊びしよ? ぜぇ♪」 フレイムボンバー CV.渡辺慶 炎属性のボンバーマン。四天王のなかでも子供っぽい性格をしている。 背中にはドラゴンの頭の模様があり、必殺技のフレイムファイヤーボムを繰り出すときは、このドラゴンの頭が実体化して右腕に装着され、そこにボムをセットして発射する。 しろボンと最初に対決した四天王で、ボムスターを得て調子乗っていたしろボンを真正面から叩き潰した。 ちなみにこの回は今までジェッターズに煮え湯を飲まされてきたムジョーが自身の進退を賭けて決闘を仕掛けた回であり、ムジョーの勝利には敵ながら妙なカタルシスがある。 その後も出撃を繰り返し、しろボンのいないジェッターズを返り討ちにした。 ボンバー星で修行したしろボンと再戦し、しろボンの新必殺技バーニングファイヤーボムに敗れた。 必殺技はフレイムファイヤーボム。 ゲーム版では三番手。 アニメ同様戦いを楽しむ子供っぽい性格だが、自分を倒したしろボン(MAX)を讃える潔いところも。 「パパ、怒っちゃ嫌☆」 マーメイドボンバー CV.麻生かほ里 水属性のボンバーマン。四天王の紅一点。ムジョーのことをパパと呼ぶ。 非常に我が儘な性格で、団員達をこき使い、テントに寝たくないという理由でホテルを建てさせたりした。 また金遣いも荒く、ムジョーのクレジットカードを勝手に使って買い物をしたりした。彼女が倒されたあと、ムジョーのもとに20億の請求書が残った。 バーディに一目惚れし、彼に度々アプローチを行なった。 初戦は属性で優るしろボンに圧勝。しかし再戦ではガングとボンゴとの修行で身につけた友情のサンライズサンダーボムに敗れた。 必殺技はスプラッシュウォーターボム。 ゲーム版では一番手。 こちらではセクシーお姉さん路線。吐息混じりの声が悩ましいと評判。 「勝負だ、しろボン!」 グランボンバー CV.金子はりい 土属性のボンバーマン。大柄で岩山のような体つきをしている。 ムジョーのことを親父と読んで慕ってはいるのだが、便秘に効くと言って火薬ご飯を食べさせムジョーを入院させてしまったりとちょっと抜けている。 サンダーボンバーのことも兄貴と呼び慕っているが自身の惚けた性格のためによく叱られている。 ジェッターズを誘き寄せるために罠を張るが、肝心のジェッターズに連絡するのを忘れたり、それどころか渋滞や事故に巻き込まれたのではないかと心配する。 しろボンとは田植えを通じて友情を育み「グランのおじさん」と慕われる。 一時はジェッターズに入ろうとまでするが、サンダーボンバーから彼を信じるムジョーの気持ちを聞いて奮起。 土属性であるが故に、炎属性のファイヤーボムを得意とするしろボンとは相性が悪かったが、自身の弱点を克服する新技のレンガボムを身に付けて彼に挑む。 だが、レンガボムは防御技であるが故に攻め手に欠け、初めのうちは対抗できたものの徐々にじり貧に陥る。 最期はヒゲヒゲ団として正々堂々と戦って散ることを選び、しろボンに敗れた。 敵ながらその人柄ゆえか人気は高く、彼の最期にしろボンと視聴者は涙した。 必殺技はクレイボムと、防御技レンガボム。 ゲーム版では四番手。 温厚さの欠片も無い乱暴者。 「ようやくわかったよ……散っていった仲間の痛みがなあ!」 サンダーボンバー CV.竹本英史 ボンバー四天王の長兄にしてムジョーの忠臣。 背中にある二つの電極と、雷眉毛が特徴。 個性の強い他の3名に比べて常識人で、誰が出撃するか揉めた時も一人仲間達を仲裁しようとしていた。 若干、真面目が過ぎて天然な面もあり、またムジョーがバーのママといい雰囲気になると必ず彼の邪魔が入る。 ムジョーの失敗を尻目に、手柄を立てていくマックスに疑惑の目を向け、敵視していた。 度々マックスに攻撃を仕掛けようとするが、そのたび背後を取られて冷や汗をかいたり一蹴されたりと、かませ的な扱いを受けることもあった。 ムジョーが左遷されたあとも彼に付き従い、メカードにマックスを除くように嘆願したりとヒゲヒゲ団とムジョーのために尽くした。 ムジョーが彼の幸せを願い、元のキャラボンに戻そうとするとムジョーのもとを脱走。マックスに卑怯者の汚名を覚悟で不意討ちを行い、しろボンに四天王の弔い合戦を挑んだ。 散っていった仲間の痛みを知るため、仲間たちを倒したしろボンの必殺技3連発を受けきり、必殺技のぶつけ合いでも正面からしろボンをねじ伏せ、四天王の長兄に相応しい実力を見せつけた。 しかししろボンにとどめを刺そうとしたところでマックスに不意討ちをやり返され、必殺技を受けて消滅した。 結局、マックスのかませ犬のような形で退場してしまったが、ムジョーへの忠誠を貫き、弟妹たちの敵討ちに挑む彼の姿は、マイティとはまた違う意味でボンバーマンジェッターズ屈指の‘‘兄貴’’だったと言えるだろう。 必殺技はサンダーボルトボムと、フラッシュサンダーボルトボム。 ゲーム版では二番手。 「俺様がかの有名なサンダーボンバー様だ!」とか言っちゃうナルシスト。 追記・修正はムジョーの息子・娘になってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゲーム版だとかなりキャラが違うんだよね。グランが凶暴だったり、サンダーがナルシストだったり -- 名無しさん (2014-05-19 16 57 31) ボンバーマン4のハンマー、ジェット、レディ、バズーカかと -- 名無しさん (2014-05-19 17 44 17) アニメだと確かやられた後にキャラボンに戻ってムジヨー -- 名無しさん (2014-05-19 19 53 06) を敵視して追っかけ回したんだっけ -- 名無しさん (2014-05-19 19 53 37) マーメイドボンバーかわいすぎ!!!!!!ボム投げる時のフォームが素晴らしすぎる!!!!!!! -- 名無しさん (2014-07-24 03 10 16) アニメはサンダーボンバーがやたら強かったな -- 名無しさん (2015-04-03 00 57 40) ダークビーダ四天王ポジション -- 名無しさん (2022-01-27 23 01 40) 名前 コメント
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未来への遺産 ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 「んん………………?」 やたらと日常じみた声を漏らしながら、服部平次が目を覚ます。 同時に、自身がもう一度目を覚ましたことを疑問に思う。 しかしすぐに、ポケットに入った二つの金属片のことが脳裏を過る。 (核鉄の治癒力のおかげ……か?) その答えは、半分だけ正解。しかし訂正するものは、この場にいない。 上体を起こした服部は、自身の回復具合に驚く。 腹に穴を開けられたのに、今の服部は万全の状態といって変わりない。 傷口を触れようとするが、傷は既に塞がっていた。 錬金術の結晶の能力に感心しつつ、塞がった傷口の上――左胸に傷痕を発見する。 服部には身の覚えのない傷。 これまた塞がっているが、だからと言って『ならいいや』と済ませるほど、服部は能天気ではない。 困惑しつつ、服部は腹に向けていた視線を周囲に移す。 「う、うあああああああああああああああああああああああっ!?」 直後、服部の口から上ずった悲鳴がこぼれる。 服部の隣には、助けたはずの男が横たわっていた。 右腕と右耳がなく、左足に奇妙な傷を負い、背中から血を流し、体温を喪った状態で。 状況を理解できず、ただただ焦る服部の手元に何かが触れる。 それは一枚のDISC。表面に透けて見える筋骨隆々な男性の姿――クレイジー・ダイヤモンドに、服部は見覚えがあった。 首輪を嵌めていない服部に、クレイジー・ダイヤモンドの適正が存在するはずがない。服部も知っている。 だが服部は両手に力を込めて、自らの額より飛び出そうとするDISCを無理矢理に押さえつける。 その状態を維持しながら、胸中で何度もクレイジー・ダイヤモンドの名を呼んで発現させようとするが、そうそううまい話があるワケもなし。 スタンドが発現しないという事実に、予想していたとはいえ服部の両の瞳から涙が浮かんでくる。 瞼に収まりきらないほど溢れ続ける涙は、遂には頬を伝って床を濡らす。 それでも諦めきれずに、服部はDISCを額に捻じ込もうとする。 瞬間、服部の脳内に、DISCに付着した記憶が映し出される。 記憶の高波に襲い掛かられ、服部は抵抗できずに倒れこんだ。 うつぶせに倒れこんだこともあり、服部の額からDISCが射出されることはなく、付着した記憶は服部の中に流れ込み続ける……―――― ■ プッチを殺して重力が元の状態へと戻った所為で、浮かんでいたバイクとボックスが無造作に散らばっている。 ただのバイクなら、どれかが衝撃で壊れて炎上。 他のバイクに燃え移って格納庫中が火の海に、なんてことになりそうなもんだが…… そこは、さすがBADANの技術力ってとこかね? 服部は途中で俺が安全地帯へと放ったのが幸いし、瓦礫に埋まらずほぼ無傷みてェだ。 ……プッチにやられたとこ以外は。 俺の所為で服部は殺され、服部が俺にDISCを突っ込まなきゃ俺は倒れたままだった。 感謝しても、し足りることはない。 いまは、一刻も早く仲間達と合流しなきゃならない状況だ。 しかし何より先に、服部の元へと行って、手を合わせるくらいはしなくちゃあならない。 あー……クソッタレ。全ッ然、進まねェ。 さすがのジョセフ・ジョースターにも、この足はつらいぜ。 大首領とやらをぶちのめす前に、病室かなんか探すべきかもなァ。 BADANの技術力なら一瞬で治ったりすんだろ、多分。 そんなことを考えていた時だ。 扉を開ける音が響く。 「ちィ、こんな時にッ! 『マジシャンズ・レッド』!!」 マジシャンズ・レッドを発現させて、扉の方へと首を向ける。 しかし、そこにいたのは怪人の類ではなく…… 「ひっぃぃいいいいいい!」 ……両手を上に上げて縮こまる白衣の男。 どう見ても、一般人。 どういうことなんだ? と思ってたら、勝手に相手が全部話してきた。 「わっ、私は、プッチ神父に無理矢理UFOを操縦しろと言われただけでっ! そ、そんなことしちゃいけないのは分かってたんですが、脅されててっ。逃げたらっ、こ、こ、殺されるかと」 ふんふん、なるほどな。 プッチは『北緯28度24分西経80度36分』に行くために、あのUFOを使おうと思ってたのか。 その為に、アイツを脅したと。 にしても、この怯えっぷりに発言の内容。 ……もしかして、俺もBADANの一味だと思われてるのか? ケーッ! あんなヤツ等と同類だと思われるなんてなんて、失礼にもほどがあるぜ! にしても、この白衣…… 村雨の知り合いっつってた、伊藤博士ってヤツかね? そう考えたとほぼ同時に、その案を塵にした。二度と思い返すことはないだろう、絶対。 こんなびびりまくってるヤツが、情報を漏らしたりするワケがねー。 そういや、村雨が命を握られて渋々従ってる研究員が多いっつってたな。 もう一度目の前の男に視線を向ける。 ……いやー、スッゲェ脅されてそうな気配がするぜー。 「おい、手短に答えろよ。お前は、BADANの研究員なのか?」 「は、はいいいいっ」 「命を握られてしょうがなく従ってんのか?」 「そっ、そんなワケがないじゃ」 「正直に言えよォー。俺は相手が嘘吐いてるかどうなのか、簡単に見破れんだぜェー」 勿論、根も葉もない嘘。 ……こんな下らねー罠は、めったに仕掛ける機会がなさそうだぜ。 「ひっ、ひいいいいいいっ! た、確かに嫌々ですが、逆らう気なんて毛頭あり――」 「オーケー、だったら助けてやるぜ」 「ませんので……へっ?」 呆けている研究員に、正体を明かしてやる。 「俺の名は、ジョセフ・ジョースター。侵入者が来たのは知ってんだろ? その中の一人だ。ところで――」 「侵入者……ひいいいいいいいいっ! 仲間だと思われたら殺されるううう!」 「おいおい、待てって」 逃げようとする研究員に、マジシャンズ・レッドの炎を放つ。 当たり前だが、当てる気はない。 予想通り、へたり込む研究員に話を続ける。 「いつ気まぐれで死ぬかも分からねーのに、BADANなんかに従ってていいのかァ? それより、こっちについた方が良くなァ~い?」 「そ、それは……」 「こっちにゃ、大首領様とやらに対抗できるスゲェ仲間がたくさんいるんだぜェー」 「本当、です……か?」 「本当も何も、大マジよ! そもそもBADANの妨害を破って、ここまで侵入出来てるんだぜ?」 「確かに、そう……かもしれません」 よっしゃあ! 食いついたぜ! あと一押しだな。 「それにな……ここだけの話だけど、強化外骨格に大首領を光臨させるんだろ?」 「な、なんでそれをっ!」 「その強化外骨格の天敵とも言えるアイテムを持ってんだよ、俺たちは! 完璧だよォ、この脱出作戦はーーーっ!!」 思いっきり笑顔を見せる。 そしたら…… 「…………分かりました」 おし! 誘導成功! 頼みたいことは、それこそいろいろある。 伊藤博士とやらの居場所を教えてくれとか、薬もってこいとか、暗闇大使とかいうヤツの居場所とか。 でも、まずは…… 「よし。じゃあ、まずは俺に手を貸せ。あそこまで行きてえんだが、足を怪我しちまって困ってたんだ!」 左足の代わりとなってもらうかね。ヒッヒッ、いい足を手に入れたぜェー。 ◇ ◇ ◇ 手に入れた足のおかげで、服部の元に着くまですぐだった。 服部の近くに転がる二つのデイパックを回収。 デイパックに入っていた水と食料として支給されたフルーツを、供え物として服部の前に置く。 そして両手を合わせて、謝罪と感謝、両方の意を心の中で伝える。 この場ではこれくらいしか出来ないが、許してくれ。 戦いが終わったら、ちゃんと埋葬する。 そう誓って、しゃがみこんでから服部のポケットに手を入れる。 すまないとは思うが、今の俺には核鉄が必要なんだ。悪いな。 ポケットの中は、まだ死んでから大して経っていない服部の体温が残って―――― いやいや、待て待て待て待て。 おいおいおいおい。今、胸が上下しなかったか? しかしそんな奇跡が起こるわけが……あんな致命傷を…… 服部の口元に手を持っていく。手に感じたのは、風。つーか、どう考えても吐息。 「生きて、やがる……」 どうやってあんな致命傷を受けて生きていたのか。 別に服部が生きてたんだから理由なんかどうでもいいはずだが、どうにも気になる。 思い当たるのは、核鉄の治癒力。 しっかし、あんな傷を耐えれんのかァ? だったら、勇次郎と戦った時にもっと早く回復するはずじゃねーか? つっても、核鉄以外には思い当たらないが――ッ! 頭の中で、点と点が繋がる感覚。なるほど……そういうことかい。 制限が解除されて、『零』は普段通りの策敵能力を取り戻したと言っていた。 ってことは、支給品にも制限がかかっていたのだろう――核鉄の治癒力にも。 そう考えれば、勇次郎の時と今の回復スピードの違いが説明できる。 服部の顔に目を向ける――表情は蒼白。 服部の手首に指を当てる――脈拍はかなり遅い。 核鉄二つ分の治癒力は、確かにすばらしい。 死に至る傷を負った服部を、『生き長らえ』させている。 そう、服部は生き長らえたにすぎない。 今では出血が止まっているが、血を流しすぎている。 仮に、あと核鉄が二つ三つあれば別だが、このままでは――――服部は死ぬ。 だが……血を戻す方法はある! クレイジー・ダイヤモンドで服部を殴れば、飛び散った血液が戻ってくるはずだ。 なんせ電線に取り込まれたヤツも治したんだからなァ! 笑みを隠し切れずに、クレイジー・ダイヤモンドを発現させようとした瞬間だった。 「――ごめんなさい」 焼けるような感覚が、背中一面を走った。 赤黒い液体が口から溢れ出し、身体が勝手に倒れこむ。 体勢を立て直そうとするが、うまく力が入らない。 どうにか服部に圧し掛かるのだけは阻止して、服部から数メートルはなれた場所の床に勢いよく腹を打った。 スタンドを出そうとするが、無理だった。 何とか顔を横に向けた俺の前に、仲間にしたはずの研究員が立っていた。 さっき拾った時、研究員に一応持っとけと渡しといた、最初に襲い掛かって来たコマンドロイドが使っていた電磁ナイフを右手に握って。 血を滴らせている電磁ナイフを見て理解する。 俺は、アイツに背後から斬られた。 ちくしょう、アイツは自分の意思でBADANに従ってたのかよ…… そんなことを考えていたら、アイツが口を開いた。 「無理なんですよっ、BADANを倒すなんて! かつて十人ライダーも、あなたみたいに私を助けてくれた…… で、でもっ! 十人ライダーが……いっ命を賭けて倒したはずの大首領は、まだ生きていました……」 研究員が、悲痛な表情で言葉を続ける。 「平和な生活はたったの三年で崩れ! またBADANに私は拉致されてしまった…… 一瞬、私も夢を見かけましたが……十人ライダーでも出来なかったのに、大首領が倒せるわけがないんですよっ!」 それだけ言うと、研究員はポケットから銀色の機械を取り出す。 確か服部も持っていた……携帯電話とか言うヤツだ。 研究員はそれを開いてから、俺に視線を落とす。 「どうせBADANに拉致されたままなら、少しでもBADAN内の地位を向上させたほうがいい。 侵入者を殺害すれば、私の地位は急激に上昇するはず……そう思ってあなたと同行したんです。 ハハハ……まさか自分から武器を渡してくれて、背中まで見せてくれるなんて思ってませんでしたよ」 それだけ言うと、研究員は携帯電話のボタンを押して、それを耳に押し付ける。 服部によると小型の電話らしいから、上司に成果を報告する気か……? だが……動けねーと高をくくって、俺から目を離したのは失敗だぜ…… ダメージが大きくスタンドは出せなくて、呼吸が整わず波紋も練れねーが……波紋は体内に残っている。 それなら……バレないように、右足を落としたデイパックに伸ばす。 「あっ、わ、私です、研究員NO.021ですっ! 暗闇大使様は……あ、出征なさってますか、す、すいませんっ。なら、伝言を……」 右足にデイパックが引っかかった。 バレないように足を元の場所へと戻し、音を立てずにデイパックに左手を突っ込む。 「あ、あの侵入者……筋骨隆々な外国人の男なんですが……え? あ、名前は……えーと、ジョセフ・ジョースターって言ってました、すみません。 その男を殺害しました! い、一緒に同行していた学生風の日本人少年にも、いまトドメを刺します。以上ですっ」 目当ての物が見つかった。 ゆっくりと電話を切り、電磁ナイフを携えて服部へと歩く研究員が視界に入る。 手を動かそうとするが、なかなか動かない。 やっと左手を研究員の方向へと伸ばせた時、既に服部は電磁ナイフに貫かれていた。 だが、刃が数センチ入っただけだ。まだ間に合う。 体内の波紋を左手へと送る。 左手に集った波紋は、掴んでいるエイジャの赤石――波紋増幅器――内を幾度となく反射。 反射を繰り返す波紋エネルギーは、その度に強まっていき――火の玉のような形状となって、研究員の方へと射出された。 「自暴……自、棄に……なるのは、テメ、ェの、勝手だが………… 殺し、に……かかる、ってことは……やり、返さ……れる覚、悟も……あっての、ことな……んだ、ろう、な?」 「……へ?」 事態を理解できぬまま、研究員は波紋エネルギーを右肩に受けて左肩から先が焼失。 腕の付け根であっただろう胸からは、おびただしい量の血を流している。 後ずさりしながらふらついて、最終的に地に臥す研究員。 あの様子じゃあ、放っといても立ち上がるのはあろか、生き長らえるのは不可能だろう。 電磁ナイフを持ってるということは、服部の左胸にナイフが刺されたままではないということだ。 床を這いずり回って、服部の元へと向かう。 体内に残った波紋は、ごく僅か。 右腕の喪失による痛みも、右耳の喪失の痛みも、裏返った左足の痛みも、斬りつけられた背の痛みも、緩和させることは出来ない。 しかし、それでいい。 むしろこの痛みを鈍らせてしまえば、俺はそこで気を失ってしまう。 激しすぎる痛みこそが、俺の意識を繋ぎ止めてくれているのだ。 ちくしょう。二メートル、三メートル程度の距離だってのに、服部までやたら遠く感じられるぜ…… 「あハハ。……どう、せ……アンタも、すぐ死ぬ……よ、その……傷、じゃ。……何で、そ……ん、なに、意地……張っ、て…………っ」 研究員が、下らねェことを聞いてくる。 肺まで攻撃は届いていたらしい。 喋るたびに、胸の傷から溢れる血に気泡が入り混じっている。 「人、間、の……くせに、バケ、モノ……なんかの……下、手、に出るテ……メェ、なんか……にゃ 喋、った……ところで、理解、出来ねー……よ…………………」 そうだ。 俺が死ぬことくらい、俺がイチバン分かっている。 それでも、やらなきゃならねェことがある。 波紋で痛みを和らげて静かに死んでくっても、かなり魅力的だが……そういうワケにはいかねえ。 曾祖父さんは、ディオの攻撃から祖父さんを身を挺して守った。 祖父さんは、エリナお祖母ちゃんとリサリサ先生を脱出させて、沈み行く船の中でディオを深海へと道連れにしていった。 親父は吸血鬼に対抗する手段を持っていなかったのに、ただ殺されるのではなくバレないように証拠を残した。 承太郎は危険だと分かっていながら、徐倫を庇ってDISCを抜かれた。 この殺し合いに参加していた承太郎はどうしたか知らねェが、アイツが何もしないで死んでいったとは思えねェ。 他にも…… シーザーはピアスを手に入れ、最後の波紋を俺にピアスを届けるために使った。 シーザーの祖父さんは、俺の祖父さんに波紋の力を与えて死んでいったという。 スピードワゴンは、死んでからもずっとジョースター家を支えてくれている。 シンジは一時期錯乱していたが、最後にクレイジー・ダイヤモンドのDISCを託してくた。 ハヤテはなよなよとした見た目のくせに、村雨を仮面ライダーにしたという。 劉鳳のヤローは、あのラオウを倒してやがった。 復活したDIOを倒すために集った仲間――イギーは、アヴドゥルは、花京院は! みんな、最期に誰かに何かを託していったんだ…… 何かを受け継いで、それを未来に残して、そして死んでいったんだッ! 俺だって、そうさせてもらうぜ。 俺は誇り高きジョースターの血統だ……何としてもそうする。 何も残さねェなんてみっともなさすぎて、それこそ落ち着いて死んでもいられねーぜ…… 「着いた、ぜ……」 やっとのことで服部の元へと辿り着いた。 赤石を服部の腹の上に置いて固定する。手が震えて時間がかかったが、完了した。 次に、体内に残った波紋を全て搾り出して左手へ集中させる。 そしてその左手を赤石へと押し付け、波紋エネルギーを一気に放出する。 「波、紋……疾走……ッ!」 赤石によって波紋エネルギー=生命エネルギーが、何倍にも増幅する。 その全てが服部の体内へと流れ込み、みるみる服部の傷が塞がっていく。 しかしこの程度では、まだまだ波紋の効果は終わらず。 服部の脈拍が正常に戻ると、続いて青白かった顔色もピンク色へ。 ――治った。 そう確信したと同時に、全身が重くなる感覚を覚える。 目蓋が勝手に塞がってきて、身体に力が入らない。 視界が白く染まっていき、傷の痛みも感じなくなっている。 これが『死ぬ』ってことか。 服部が起きたら自分を責めそうだなァ、アイツ。 気にすんな、服部。俺が勝手に我意を通しただけのことだ。 下らねェことに悩む暇があるんなら、大首領とやらを倒すのに集中しろ。 そう遺言でも書き記してやろうと思ったが、焦点が定まらないし、何より指すらも動かせない。 全生命エネルギーを外に出しちまったんだから、当たり前か。 抵抗も出来ずに、床に体を叩きつけてしまう。その痛みすらも僅か。 衝撃でDISCが抜け落ちる感覚が脳内を駆け巡ったが、それを確認することすら適わない。 あー……名前まで考えてたんだから一回くらい抱いてやりたかったぜ……ホリィ…… ■ 付着した全ての記憶が服部の脳内に流れ込み、記憶の奔流は幕を閉じる。 現実に帰還した服部は、近くにある二つのデイパックを回収して、スーパーエイジャをポケットへと突っ込む。 ジョセフが残そうとして諦めた遺言は、確かにジョセフへと伝わった。 ゆえに、服部はジョセフの方を見ることはしない。 これまで散っていった仲間の意思に加えて、新たに託されたジョセフの意思も胸に立ち上がる。 無造作に積まれたバイク――量産型ヘルダイバーの中から、適当に動きそうな一台を選んで跨る。 服部がアクセルを捻ると、それに堪えるようにエンジン音が響く。 動くのを確認した服部は、プッチから聞いた暗闇大使の玉座へとヘルダイバーを走らせる。 最高速度は出せるわけもないが、結構な速度を出しながら、服部は扉をぶち抜いて格納庫を後にする。 彼が、うしろを振り向くことは決してなかった。 両目から涙が溢れそうになるのを、服部は必死で堪える。 仲間達が愚直なまでに貫き通した意思を拳に込めて、大首領へと叩き込むために――――服部平次は、もううしろを振り向きはしない。 【エリア外 サザンクロス内部/2日目 日中】 【服部平次@名探偵コナン】 [状態]:三村を殺したことから大分立ち直りました、首輪解除済み、負傷・体力全回復、ヘルダイバーで疾走中 [装備]:携帯電話、ソードサムライX(核鉄状態)@武装錬金、二アデスハピネス (核鉄状態)@武装錬金、 スーパーエイジャ@ジョジョの奇妙な冒険、量産型ヘルダイバー@仮面ライダーSPIRIT [道具]:支給品一式×2(食料一食消費)、首輪、「ざわ……ざわ……」とかかれた紙@アカギ(裏面をメモ代わりにしている)、 色々と記入された名簿、ノート数冊、ノートパソコン@BATTLE ROYALE ジャギのショットガン@北斗の拳(弾は装填されていない)、 綾崎ハヤテ御用達ママチャリ@ハヤテのごとく(未開封)、 ギーシュの造花@ゼロの使い魔、キュルケの杖、拡声器、 包帯・消毒薬等の治療薬、点滴用セット(十パック) 病院内ロッカーの鍵(中に千切れた吉良の左手首あり)、 バヨネット×2@HELLSING、 紫外線照射装置@ジョジョの奇妙な冒険(残り使用回数一回)、外れた首輪(服部平次)、 七原秋也のギターをばらしたて出来た弦@BATTLE ROYALE、支給品一式×2、 空条承太郎の記憶DISC@ジョジョの奇妙な冒険 、クレイジー・ダイヤモンドのDISC@ジョジョの奇妙な冒険 [思考・状況] 基本:一撃でいいから大首領をぶん殴る。 1:プッチから聞いた暗闇大使の玉座へと向かう。 2:別れた仲間と合流。 3:範馬勇次郎以外の光成の旧知の人物を探り、情報を得たい。 [備考] ※スーパーエイジャが、「光を集めてレーザーとして発射する」 事に気づきました。 ※クレイジー・ダイヤモンドのDISCには、死ぬ直前のジョセフの記憶が付着しています。 ■ ジョセフ・ジョースターは最後まで意思を貫き通して、その命を散らしていった。 もう二度とジョセフが起き上がることはない。 ジョセフの生命という名の演目は、幕は下りた。再演の予定もないし、ジョセフにもそんな気はさらさらない。 しかしDISCに付着した記憶を見た服部は、ジョセフの意思を知った。 そして服部は、ジョセフの意思を大首領に届ける決意を固めた。 ジョセフの意思は――そして魂は、服部へと受け継がれたのだ。 皮肉なことにだが、人を止めて不老不死の生命体となったDIOの意思は断たれ、人であり続けたジョセフの意思は継続する。 確かに、ジョセフの生命は終わった。 されど彼の意思は、服部の中に残り――そして他の仲間の中にも伝えられるであろう。 だから、ジョセフ・ジョースターの話は終わりではない。 ゆえに『完』や『終』などの文字ではなく、この言葉を最後に記す。 To be continued ...... 【エンリコ・プッチ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】 【ジョセフ・ジョースター@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】 【残り参加者 7人】 ※プッチの首輪、リンプ・ビズキットのDISC、死神13のDISCは、格納庫内に転がっています。 ※プッチの持っていた携帯電話は、プッチと共に灰になりました。 ※マジシャンズ・レッドのDISCは、ジョセフの死に引き摺られました。 ※C-MOON覚醒以降は、『この身は我が組織のために』『真・仮面ライダー ~決着~』『覚悟のススメ』『Bellis perennis』よりも後の時間の話になります。 ※C-MOON覚醒からプッチが死ぬまでの間、プッチの周囲半径三キロメートルは重力が狂いました。 ※C-MOON覚醒からプッチが死ぬまで、だいたい五分程度の時間が経過しました。 ※BADANの構成員に、研究員から侵入者の『ジョセフ・ジョースターという名の筋骨隆々な外国人の男』と『一緒に同行していた学生風の日本人少年』との連絡が入りました。 第一部 第二部 256 Bellis perennis 投下順 258 拳 256 Bellis perennis 時系列順 258 拳 252 人の瞳が背中についていない理由は 服部平次 258 拳 252 人の瞳が背中についていない理由は ジョセフ・ジョースター 死亡
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「うっわ、眩しいなぁ~、まだ夕方にもなってなかったかぁ」 森から抜けだしたら辺りはまだとても明るかった。 地上の、バッツの周りで起こってる事など知りもせずに、ただ、いつもの様に太陽は真上から大地を照らし続けている。 バッツは眩しい辺りを細目で見回しながらボコへ近づく。 「クエッ!クエッ!」 チョコボ特有のちょっと間の抜けたような愛らしい鳴き声がバッツを歓迎した。 「お~、た~だいま~」 「クエッ!」 ボコは嬉しそうである。 一方バッツはボコに笑顔を見せるものの、心の中ではまだレナとガラフの事が引っ掛かっている。 しかしボコにはその事を知らせない。バッツは笑顔を作っていた。 一瞬ボコの顔が曇ったような気がした。 「さ、とりあえずまたどっかフラっと行きますか・・・」 バッツはボコに乗る。 「クエッ」 相棒の返事がいつもより弱い気がした。 ボコが自慢の快速で飛ばして行く。しかしバッツは心の中では相変わらず自問自答。 いつもならボコに乗りながら爽やかな風を感じられる。 しかし、今はそれどころではない。 ただバッツは自問自答の答えを導き出そうとしていた。 と言うより、「(もう答えは見えているだろう?)」 そう感じていた。 ―――――――――レナ。ガラフ。風の神殿。あてのない『旅』―――――――― 「うわあああぁっ!」 次の瞬間、いきなりボコが止まった。 バッツは当然、前方に投げ出され、切り立った岩盤に軽くぶつかって止まった。 「・・・いってー・・・」 軽く打った背中を摩る。軽いとは言え、打ったのはごつごつとした岩盤。 その痛みはなかなかのものである。 「っったく、何で急に止まるんだよ!」 バッツは当然ボコを責める。通常ではありえない急ブレーキ。非常に危ないものだ。 「うっ・・・」 しかしボコの顔を見たバッツはその威勢が消え、逆に怯んでしまった。 ボコが珍しく怒っている。鋭い目。乗り物用の鳥とは言え弱いモンスターなら倒せてしまうぐらいの戦闘力はある。 そして、バッツはボコが怒っている理由を容易に理解した。 バッツはすぐに心情が顔に出る。3年の付き合いがあるボコがそれを見破るのは簡単な事。 そこにこの1人と1羽の固い信頼関係が見て取れる。 「わかったよ・・・そりゃ、お前に隠し事するのが野暮ってもんだったなぁ・・・」 バッツは一本獲られたと言う表情でボコを見た。 「ここらは最近モンスターが出やすいし、じいさんと女の子だもんな」 バッツは答えを出した、というより最初から答えはひとつしかなかった事を相棒によって確信した。 「クエッ!」 ボコはまたいつもの優しい顔に戻っている。 「よし!追いかけよう!お前の足なら絶対間に合う!」 そうして2人と再び逢う決心を固めた次の瞬間、不気味な地響きが辺りを包んだ。
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「俺は一度死んだ男だ。そして復讐の為に地獄の果てからよみがえったのだ!」 国籍:ロシア、シベリア 性別:男 職業:暗殺者(元特殊部隊隊員) 誕生日:12月28日 年齢:20歳 身長:170cm 体重:205kg 血液型:A型 趣味:銃いじり 特技:射撃 好きな食べ物:ビーフストロガノフ、ウォッカ 嫌いな食べ物:甘い物 格闘スタイル:コマンドサンボ+サイボーグ技術 異名:復讐の人間兵器 通称ブラディ。 特殊部隊隊長を父に持ち、父の跡を継ぐために、幼い頃から特殊部隊に入隊しようと死に物狂いで訓練を重ね、14歳で特殊部隊に入隊する。 コマンドサンボの才能に秀でており、数々の強敵をねじ伏せてきた。 しかしウクライナにて敵のアジトに潜入した際に、アジト諸共爆破されてしまったことで重傷を負ってしまう(顔や背中についた傷跡はその時の物)。 その後応急処置の為に研究所に預けられ、サイボーグ化手術を施されることで生き延びたが、 アジトを爆破させた首謀者が父だと知った彼は、自分を裏切り捨て駒にした父へ復讐するために暗殺者となる。 ちなみにサイボーグ部分の燃料はウォッカ。 ルガール運送で働いている噂があるらしい。 (以上、付属の「キャラ設定」より引用・改変) 亜乱田堂氏のコンプゲー『ワールドファイティング・ジェネレーション』のキャラクター。 彼女に特殊部隊時代の同僚だった少女がいたが、基地の爆発に巻き込まれて死亡している。 モデルは『アンデッドアンラック』のアンディ。 元々は同コンプゲーのレニー・ルボンの予定でトンファー使いの特殊部隊という設定だった。 後にコンパチキャラを作ろうと思い立ち、レニーの衣装と似合いそうなロシア人キャラを作ったという。 ホームステージ「赤の広場」はロシアの首都モスクワに実在する広場。 城のドットは描画に苦戦したとの事で、色分けが細かい。 性能 ATKが150という高い数値を持つパワーキャラ。 コマンド技は、ボタンによって3段階の速度で撃ち分けられる所謂ロケットパンチな飛び道具「シルバーナックル」と、 ボタンによって3段階で変速する突進技「ロケットドライバー」、当て身技の「トラップホールド」が存在。 必殺技はロケットドライバーの強化版「アトミックドライバー」と、トラップホールドの強化版「トゥホールドクラッチ」。 超必殺技の「アトミックナックル」は9割持っていく威力を誇る。 ジャンプ力は低いが、二種類ある当て身でカバーすると良いだろう。 イントロでは足からジェット噴射で飛んでいるが、それでジャンプはしないんだろうか AIは未搭載だが、IX氏によるAIが公開されている。 「この傷跡の痛みは消えねえ…あの時捨て駒にされた恨みを晴らさない限りな!」 出場大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント
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第321話:いざないの泉にて 放送より1時間45分ほど―― いざないの洞窟、その前で青い水をたたえる泉。 前の二人が扉に消えてから、泉のそばは風と木のざわめきだけが流れている。 静かで穏やかな調和を崩さないままにそこへ近づく人影が1つ。 盲目となった賢者、クリムト。 その足元の水の中に明らかに異質な流れが渦巻いているのを感じていた。 光を失ってより、ゆっくり、ゆっくりと大地を踏みしめ東へ向かった。 その道中、残された四感に加えて次第に気配、とでもいうようなものを より鋭敏に感じ取れるようになっていくのがわかる。 耳に入る音、肌に触れる空気、土や緑の香り。それらを己の中の知識とかけあわせてゆく。 堅固たる大地、流れる風、命の息吹。姿を見るのではなく形を『感じとる』力。 それはもって生まれた才能の故だろうか、それともたゆまぬ鍛錬と克己の精神の結晶か。 つい先程より後方にある気配は、三度会う血の香りをまとった少女。 どうやら私の後を追ってきたらしい。 彼女のような存在もまた全てと等しく私に与えられている試練、課題なのだろう。 我が未熟な力でどこまでやれるだろうか? わずかの間背後に意識を向ける。 これより先に続く世界にも険しい困難が待つのは間違いない。 「では、行くか」 簡潔にこの世界に別れを告げ、賢者は静かに次世界へと歩みを進める。 【クリムト(失明) 所持品:力の杖 基本行動方針:誰も殺さない。 最終行動方針:出来る限り多くの者を脱出させる】 【現在位置:新フィールドへ】 「なーーによあいつ!とっくに気付いてたくせにっ!!」 ぼろぼろの身体が悲鳴を上げている。 強靭な意志力でここまで歩いて来たアリーナが、あの嫌味な背中に追いついたのはついさっきである。 すぐにでも叩き殺したいところであったが肉体的にも、そして時間的にも限界は近い。 とりあえず移動を優先して身体を引きずっていく。 旅の扉が放つ青い光に包まれて、 わかってるくせにこちらを気にしないあの賢しげなムカツク奴は行ってしまった。 自分を見下ろしたあのなんともいえない表情をした顔がちらついている。 思い出すだけで心がささくれていくのがわかる。追い払うように大声を出した。 「ほんっっとに!覚えてなさい!後悔させてやるから!!」 はあ、大声出しただけでも疲れる。これも全部あいつのせい! ようやく泉のふちにたどりつくと、崩れるように座り込む。 とりあえず水、と旅の扉のせいでやたら青い水面に手を伸ばし、一休み。 「よしっ。絶対に生き残ってやるから!」 決意も新たに、いくらか元気も湧いてくる。身体の痛みだって、今は感じられない! おもいっきり地面を蹴って、アリーナも旅の扉へ飛び込んでいった。 【アリーナ2(分身) (HP 1/6程度) 所持品:E皆伝の証 E悪魔の尻尾 第一行動方針:出会う人の隙を突いて殺す、ただしアリーナは殺さない 最終行動方針:勝利する 】 【現在位置:新フィールドへ】
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フェイト・T・ハラオウンは一人耐えていた。 ――身を焼く熱さに、渇きに、飢えに。 身体のナカにはいっているモノによって身体中が焼け付くような熱に苛まれてる。 「はあっ……はぁぁ……」 熱を少しでも逃がそうとするかのように、ただひたすら獣のように息を荒げるしかない。 それでも抜けきらずに身体は内側から火あぶりにされているかのよう。 身体中が上気し、長く美しい金髪は溢れる汗で額に張り付き普段とは違う艶やかな輝きを見せる。 汗は額だけでなくいたるところから溢れ、特に背中などは濡れたシャツが張り付き、下着が透けて見えてしまうほど。 さらに、身を焼く熱以上にフェイトを苛むのは”渇き”と”飢え”。 ――ホシイ ――ホシイホシイホシイ 体内で燃え盛る炎に悲鳴を上げる体の本能が炎を鎮める消火剤を求め、 理性という手綱では止めきれぬほどに暴れまわる。 ――ハヤクハヤクハヤク 消火剤を出してくれるモノはいくらでもあるのだ。 理性を捨ててしまえば、持てる能力全てをもって消火剤を求めれば、すぐ楽になれるだろう。 だが魔導師としての、何より人としての知性と理性を総動員して本能という獣を押さえつける。 ――ホシイハヤクホシイハヤクハヤクホシイホシイホシイ!! フェイトは待たなければならない。 ここで、待たなければならない。 本能に流されてしまえば大衆の前に姿を現してしまうだろう。 そんなことをすれば執務官としての立場がどうなることか…… それ以上に、養母に、兄に、友に迷惑がかかってしまう。 だからフェイトは耐える。どれだけ辛くとも。 (そうだ……耐えなきゃ……) 時間の感覚がなくなりかけた頭で誓い直したそのとき―― ――足音。 足音が聞こえた。 少しずつ音が大きくなっている。近づいてきている。 (あぁ……、やっと――) 「ハイ、お冷おかわりお待たせアルー!」 ――紅洲宴歳館、泰山。 それが今フェイトがいる店の名前である。 運ばれてきたポットを受け取り、すぐさまコップに水を注ぎ一気に飲み干す。 (駄目だ……、まだ――) ――口内の痛みが、熱が消えない。 注ぐ、飲む。 注ぐ、飲む。 注ぐ、飲む。 気がつけば既にもうポットの中身は半分ほどにまで減ってしまっていた。 (何でこんなことになってるのかな……) 仕事を終え、食事をしてから帰ろうとしたのがいけなかったのか。 商店街を歩いていたら久しく中華料理を食べていないな、と思ったのがいけなかったのか。 とりあえず目に入った中華料理店に入ったのがいけなかったのか。 自分でメニューを選ばず、気が良く親友に声が似ていた店長おすすめの品を頼んだのがいけなかったのか。 そんな現実逃避をしたくなるほど目の前の赤いソレは減っていない。 まだ、半分以上も―― 結局、最後まで食べきることが出来ぬまま店を出ることになった。 その後しばらくの間、フェイトが胃痛と痔に悩まされたのは言うまでもない。 小ネタへ
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▼タグ一覧 イースターエッグ ニワトコの花言葉=苦しみを癒す ミラクルアイ 委員長 朱雀組 赤髪 金髪 高校生編における上海アリス幻樂高校1年朱雀組の生徒。16歳(中学生編換算で14歳)。 礼儀正しく真面目な性格で、平等な考えを常に持っている。朱雀組では学級副委員長を務めている。 好きなものは卵料理。嫌いなものは鶏肉料理(特に某揚げ鶏屋の看板を見ただけでめまいがするらしい)。そのため焼き鳥撲滅派の永夜区にある夜雀亭の常連。 卵料理に限るが料理の腕前はあり(卵料理以外は結構劣る)、喉の痛みを癒す卵料理が得意。 鳥頭を自称しているが実際は賢い方。その為ごまかす際に鳥頭である事を自称する事が多い。 両親は四季映姫が裁判官を務める裁判所の職員。その為リリーBの事も知っている。 (ただし中学生編では諸事情で宝珠町金剛区の私立大金剛石学園に在籍していた為、リリーB本人は彼女を知らなかった) 頭の上に常に小さなヒヨコのぬいぐるみを乗せている。これは彼女のお気に入りらしいが授業中はちゃんとしまっている。 イースター・コカトリス 「奇跡が生み出す神秘の卵!イースター・コカトリス!」 ミラクルアイのニワトリ担当。 朱雀組生徒がミラクルピーストになったのに対抗すべくシンキの手でミラクルアイの一員に仕立てられた。 正体は朱雀組所属の真面目な学級副委員長・庭渡久侘歌。イメージカラーは柿色。 衣装は上半分が柿色のウエイトレスの衣装・下半分が照柿色のスカートとなっており、 仮面は柿色(鶏冠部分は茜色)の鶏を模しており、鼻の部分が鋭い嘴を模している。 両手には手の甲には鶏の羽模様、手のひらには卵模様が描かれた白い手袋を装備。 背中には羽が生えており(一応空も飛べるが鶏故に長くは飛べない欠点がある)、 尻尾は鶏の羽ではなく何故か蛇の尻尾(これは自身の名前にもあるコカトリス由来)がある(巻付き等に応用している)。 足は鶏の足を模して若干黄色がかったロングブーツ。跳躍力や速度もアップしている。 卵を自在に操る事が可能で、手袋を嵌めた手から卵を出す事が出来る。 この卵はミラクルマスク(仮面)が見たり、自身が想像したものを複製して卵にする事が出来る。 片手から繰り出すと大きさが鶏の卵相応に小さくなってしまう(ただし素早く生み出せる利点はある)。 両手から繰り出せば元の大きさで生み出す事は可能で、大型の卵は自身で転がして攻撃する事も。 卵は生み出すだけでなく、閉じ込める事も出来る。相手を卵に閉じ込める他、刷 り 込 み(インプリンティング)(*1)で一時的にメロメロにする事も可能。 卵はスカートのポケットに幾つかストックが可能である他、卵の殻の硬さは自身で調整が出来る。 (その気になれば卵の殻を別のものに置き換える事も出来るので、チョコ●ッグを自分で作る荒業も可能)
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キョン子「ひゃぁっ……!あぁあああっ!(大きくのけぞりながら、古泉の背中に爪を立てる) 古泉「あ…はいっ…た…(今まで経験したことのない、ぬめった感覚を亀頭で感じ、体がこわばる)」 キョン子「こいず……(なっ……何だこれ…っ!ありえないっ!)ぉ…おぉきいって!何だこれ!ヘンっ!(じたばた)」 古泉「…はい……っ(名前を呼ばれ、反射条件でキョン子を抱き寄せる。肘を立てて体制を整え) (なんで…こんな……熱いし…う。ヒクヒク蠢いて…る。すごい…吸い込まれる…)」 キョン子「…ぃあっ……やっ(じっとしていることに耐えられないのか、上半身をよがらせる)」 古泉「くっ…もtt(快感に、理性が本能に取って代わられそうになるが)(落ち着け…落ち着け古泉一樹…。ゆっくりだ、ゆっくり……)」 (開いている手でキョン子の髪を梳き、顔を撫でる)(静かに腰を前進させる) キョン子「……やぁ……はっ(は…入ってくるっ……や…も…奥とか)む…もぉ…(なんとかして熱を逃そうと、足をじたばた。小刻みに震える)」 古泉(さすがに……だんだんキツ……。――ん!?) キョン子「ひっ(喘ぎとは違う、空気がかすれたような音を出す)――――――――ぁぁぁっ!!」 古泉(今の……(思考が一時停止)) キョン子「ぃたああぁぁっっ!古泉!こいずみぃいっっ!!(背中に爪を立てて、激しい痛みに必死で耐える)」 (とろりと、中から血が流れてくる) 古泉(やっぱり……破瓜…っ!)「だ、大丈夫ですかっ!(腕の中のキョン子を、しっかり抱きとめる)」 キョン子「痛い……こいずみ、こいずみぃ(痛みを紛らわすために、古泉の背中を叩く。生理的な涙がぽろぽろあふれ出る)」 古泉「(痛がっているキョン子と、血が垂れてきたのを見て)…すいま…‥っく。 (速かったんですか? もうちょっと時間をかけてあげるべきだったんでしょうか)」 キョン子「ひ…っ…く。何これ…痛いっ……痛いよぉ(古泉の背中を、力なく叩いたり引っ掻いたりしながら、ぐずぐずと泣き崩れる)」 古泉(こんな……泣かせてしまって……っ) (左手で背中をさすってやりながら、右手でキョン子の頭を抱え込む) キョン子「……痛…っ…ひっ(しがみつきながら、嗚咽で震える)」 古泉「………うん(幼子をあやすように、背中をゆっくり撫でながら、髪やこめかみにキスを落とす)」 キョン子「ごめん……俺…痛い。 こいずみ…やさしーのに…痛い…っ(泣きながらなので途切れ途切れです)」 古泉「……(……今の、は……反則です)(軽く抱きよせ) 破瓜の瞬間は誰でも痛いですよ。一度だけですから(撫でながら何度もキス。)」 キョン子「うん……もうちょっと……待っ」 (古泉と共に、しばらくお待ちください) キョン子(ぐずりがだんだん落ち着いてくる) (……うん…も、そろそろ……。……え? キス……?(やっと、古泉が落としてくるキスに気付く余裕ができました) もしかして…こいつずっと…? 背中をさすってくれているのも…) 古泉(うわぁ…シーツ、赤いですよ。血尿の人がお漏らししたら、こんな感じなんでしょうか。←わりと下らない) キョン子(愛されているのを実感して、体温が3度くらい上昇する感じ) 「…………こいずみ…(顔を古泉の胸に埋める)…お前でよかった……(掠れ声&極小さい声)」 古泉(腕の中のキョン子が大人しくなったのを見て) 「……あ、もう大丈夫なんですか?(開いているほうの手で、涙の跡をぬぐってやる)……? 何か言いました?」 キョン子「いや……。ありがとな、だいぶ楽になった」 古泉「はい…(キスを、今度は唇に落とす) (…ということは、続けていいんでしょうか…? あんなに痛がっていたのに、続けるなんて出来るんでしょうか…。 でも続けたいですし。正直、ちょっと…想像以上に気持ち良すぎるというか…)」 キョン子(戸惑っている様子の古泉を見て) (…何考えているか思いっきり想像できるな…。そりゃあ、俺だってちょっとは、痛い痛いって泣きすぎたかもしれないけどさ…。 俺も…したいからこんなことになってるのに……。) 古泉「キョン子さん……」 キョン子「……ん?」 古泉「あの……嫌だったら拒否してください。無理強いはしません。 …続けて、いいですか?(恐る恐る)」 キョン子「……ばっっか(すごく嬉しそうにはにかむ)」 古泉「(キョン子も同じ気持ちでいることを察して)大好きですっ!(ぱあああっと笑顔。抱きしめる)」 11⇒